不老不死

このところずっと体調が悪い。

 

まずストレスで胃をやられ、連日の気温差で鼻炎が出て、くしゃみ鼻水で鼻はガビガビ、アバラまで痛くなってきた。

(友人にくしゃみでアバラ折ったのがいるので油断は出来ない)

屋外のイベント参加が増え、地味に体力削られる。

ちょっと横になるつもりだったのにそのまま寝落ちして変な時間に目が覚める。

寒くなると肩凝りが悪化する。

もうどこから手をつければ良いのか分からない。

 

昔読んだSFにあった、老人が若返りさせてやると言われて、最初は別にいいと断っていたのに、

見た目はどうでもいいが、この体の痛みが無くなるならと承知するシーンが、なんだか身につまされる。

 

そう言えば、「不老不死」というのは一体どの時点から不老になるんだろう。

八百比丘尼は、ある程度育った時に人魚の肉を食べているから良かったが、

幼児期にならずっと子供のままなのか。

それはそれで生きづらい。まず一ヶ所に長期間定住出来ないし。「ポーの一族」か。

ていうか、もし不老不死の一族なんていたとしたら、子供は生まれ無いよね。

「育つ」というのは「老いる」ということだし。

ならばもう、老いることを受け入れて生きていくしか無いか。

『君たちはどう生きるか』 そのニ

観ているとかなり頻繁に過去の作品を思い起こさされる。

この感覚は結構最近味わったぞ。

『LADY』のMVだ。

これはいわゆるセルフオマージュってやつ?

とりあえず思いついた言葉を書き連ねる。

胎内巡り。

青鷺見てるとネズミ男を思い出す。敵なのか味方なのかよく分からない。

日本神話がらみ。産屋を覗くなと言われたのは海幸山幸、山幸の方か。

キリコ。ドクターキリコ?生に送り出す人と死に送り出す人?

どうも手塚治虫の匂いがするぞ。 

さてあそこは地獄なのか?死後の世界なのか?

生者と死者の僅かな隙間カーマシティなのか?

水と船。洋の東西を問わずこの世とあの世の境目には川があるな。

大量のインコ。まさに「烏合の衆」

「ヒミ」さま?火見?火巫女?卑弥呼

あの服装はアリス?ガラスの柩?白雪姫?(ディズニーの匂いもして来たぞ)

白雪姫と七人のBBAか!

大伯父様って耳にすると王子様に似てるよな。

空に浮かぶどでかい岩?天鳥船?

積み木は崩す為に積むもんだ。

どんな物語にも終わりは来るもんだ。

塔の崩壊は男性社会(軍国主義)の終わりを暗示しているのか。

男系男子にこだわるあまりに終わりを迎えそうな某家を皮肉っているのか。

 

さあ、これで当分考える種には困らない。

反芻して噛み砕いて消化していく事にしよう。

 

 

『君たちはどう生きるか』 その一

それは7月14日の出来事。

スマホ片手に従業員A

「映画いつ行きます?」

「はい?」

「『君たちはどう生きるか』主題歌米津さん確定です。」

 

そう言えば2~3日前にどうもやるらしいんだって言ったっけ。

って言うか、いっしょに行くのはもう確定なんだね。

 

まあ、一緒に行くとチケットの手配やら全部やってくれるから、楽だし助かるんだけど、

あんまり甘やかすと何にも出来ない年寄りが出来上がっちゃうよ?

 

と言う訳で、やっと観に行って来ました。

(以降ネタバレあり)

 

 

母が亡くなったのが戦争が始まって3年目。

そして戦争が終わらないうちに再婚、妊娠?

ちょっと待て、太平洋戦争それほど長期間やって無かったよな。 

父ちゃん手ぇ早すぎだろ。

しかも母の妹? あの頃にはよくある話だけど、

入院してた時から、万が一の時はって話が出来てたとしか。

うわー、コレはきついわ。あの年頃の子には。

 

父ちゃんデリカシーって言葉知ってる?

悪い人じゃ無いんだろうがなあ。

妬まれるってのもしんどいんだよ。

何かもう知り合いなら懇々と説教したい。

 

父ちゃんへの文句だけで終わりそうな前半でした。

 

 

 

 

「月を見ていた」

さて、此の所ずっと「月を見ていた」ばかり聴いている訳だが、

「語り得ぬ声で叫ぶ」と言うのは、オオカミの遠吠えの事なんじゃないかと思う。

とすれば「私」はオオカミであり、離れ離れになった大切な人を思い月に向かって吠えているのか。

米津にしては珍しく「手をとる」「手を繋ぐ」という表現が無いのはそのせいか。

確かめたい。

FF16やって確かめたい、が

生憎うちにはPS4しか無いんだ。

誰かPS5、買ってくれ。

 

などと思っているとMVが出た。

MVではがっつり「手を繋ぐ」事にこだわりまくってた。

 

もうね、米津見てると、世の中に「手を繋ぐ」事と「名前を呼ぶ」事以上に大切なことなんて無いんじゃないかと思う。

狼王

狼が好きだ。

子供の頃からだからおそらくは「ジャングルブック」と「シートン動物記」の影響が大きいんだと思う。

尚、「オオカミと7匹の子山羊」や「赤頭巾」には影響されなかった模様。

特に「狼王ロボ」は自分の狼好きと人間嫌いの原点かも知れん。

シートンは狼の群れの足跡を調べて、リーダーであるロボよりも前に出ることのある足跡の主を彼の伴侶であると判断し、先ずその狼、ブランカを捉えそれを囮にロボを捕まえる訳だが、

子供心に「人間は汚い」と思わずにはいられんよなぁ。

 

実は先日「空想」に行ってきた。

まさか当たると思って無かったんだ。

しかもとんでもない良席で、もう一生分の運を使い果たした。

多分。

これが死亡フラグだったとしても、もう文句は無い。

そして、噂に聞く中ちやんのMC聞きながらふと、ロボの事を思い出したんだ。

群れのリーダーより前に出る事を許された存在。

中ちゃんは米津にとって、ブランカみたいな存在なのかも知れないな、と。

 

そして米津よ。

ステージでマインスイーパーを布教するんじゃない。

物凄く身に覚えがある身につまされる話だった。

骨折り損

医者に行って骨密度を測って来た。

結果を見て医者が言うには年齢の割りに数値は良いと。

まあ、入院した時にも測ったしな。その時も数値は良かったからな。

だのに何で骨折するんでしょうと言われてもなあ。

それはもう「粗忽だから」としか言いようが無い。

手首、足の甲、肋骨、腰椎と

全身満遍なくやってる訳だが、これはやっぱり多いんだろうなあ。

世の中には一度も骨折して無い人だっているだろうに。

ただウチの家族(残り3人)一度は骨折しているから案外みんなしているのか?

ちょっと聞いてみたい気はする。

ルビンの壺

ルビンの壺と言う絵がある。

確か美術の教科書か何かに載っていた様に思う。現在ではどうなのか知らんけど。

一見すると壺、あるいは盃に見え、見方を変えると向き合う二人の横顔に見えると言うアレである。

 

この前「海の幽霊」を聴いていて不意に

「叫ぼう 今は 幸せ と」

が持つもう一つの意味、と言うか可能性に気付いた。

素直に考えれば

色々あったけど、今自分は「幸せ」だと言う報告、だろう。

と言うか私はそう思っていた。

けれど、もしかしたらこれ、

あなたは「今は 幸せ」なのかと問うているのかも。

 

一度そう思ってしまうと、なかなかそこから離れられなくて困っている。