エイトマンの孤独
ヒーローは基本独りであるべきだと思うのは多分「エイトマン」のせいだ。
ライダーにせよレンジャーにせよ彼らにはたいてい仲間がいて助け合い敵を倒していく。
途中から仲間が増えていくにせよ、最初からチームありきにしても。
それに引き換え「エイトマン」である東八郎は誰にもその正体を明かさない。
互いに憎からず思いあう恋人のような女性にさえも。
(それは彼女の身に危険が及ぶのを案じてでもあるのだけれど)
彼は全てを一人で背負っていく。
そしてそんな彼をかっこいいと思っていた子供だった自分は
いまだに誰かに助けを求めるのが苦手だ。
困った時、手助けが欲しい時
誰かに助けて欲しいと思うのではなくもう一人自分が欲しいと思う自分は
大概協調性に欠けてるんだろうな。