無くて七癖
とりあえず買ったcdを全部ipadとiphonに落とし込んで手あたり次第米津を聞きまくる日々。
なんとなくその思考の癖のようなものが見えてくる。
まず、米津ワールドは、小さな願いで満ちている。
アンドロイドは「愛されたい」ではなく
「愛されたいと願っていたい」と言う。
トイパトリオットは、
「僕がいなくなるとき 君の心に傷がつくよう
そう願ってしまう脆弱を ひとつだけ許して欲しい」
と言う。
「アイネクライネ」では
「お願い いつまでも越えられない夜を
越えようと手をつなぐこの日々が続きますように」
(越えられなくてもいいんかい、と突っ込みたくなるわ)
「ドーナツホール」では
「過ぎたことは望まないから確かに埋まる形をくれよ」
と、まあほかにも多々あるんだが、
そんな本人が望むのは「この星の一等賞」だったりする。
面白い。実に面白い。