花には水を

さて、ツアー「変身」で彼はジョウロを持って登場し客席に向かって水を撒いたそうだが、

それを聞いて思い出したのは「Pale Blue」の一節。

「水もやらず枯れたエーデルワイス

 

今度はちゃんと水あげるから枯れないでって事ですかそうですか。

だったら行けない私らにも水をくれ、と

ちょっとばかりやさぐれた気分て居たんだが。

 

思えばかつて、空っぽの花瓶に生ける花を探していた少年は、

今やその庭に収まりきらない程の花を前に何を思うのか。

例えそこに一番欲しかった一輪が無くとも、

きっとこの旅の終わりにまた会えることを願ってやまない。

隠し絵・騙し絵

米津玄師の歌詞を見ていると、

この絵の中に動物が○匹隠れています、的な絵を思い出す。

思いがけないところに思いがけないものが隠れていたり

まさかもう無いだろうと思うとまだまだ有ったり。

 

今回は「胸の中」だ。

 

デンジの揉みたい「胸」(てか、その手つきはいいのか?)

デンジの「胸の中」のポチ太

マキマさんの「胸の中」(本当の気持ち)

 

第一部読み終わってこれに

抱きしめたい、抱きしめられたい

って言うのもあるんだと。

 

恐るべし米津。

米津玄師轢かれすぎ問題

チェンソーマンのMVが出てから米津玄師はありとあらゆるものに轢かれまくっているらしい。

自分が見ただけでも、機関車トーマスに轢かれ、堤真一に轢かれ、菅田将暉に轢かれてた。

まあ、今回のMVも笑わせにかかっているから、当然の起結であろう。

轢かれても死なないから、安心して轢けるって事もあるだろう。

空に跳ね上がっているのが思いっきり人形なのも笑えるツボだし。

 

ただ、ちょっと食傷気味ではある。

こう言うのが面白いのは最初の数回なんだよな。

 

チェンソーマン

チェンソーマン放送の翌朝。

職場で従業員Aに聞かれる。

チェンソーマン見ました?」

「録画はしたけど、寝過ごしてまだ」

「・・・実は私、アマゾンプライム入ってるんです」

「・・・」

「いつでも見られるんです」

「・・・」

タブレットが有れば」

彼女の手にはタブレット

「見ましょう?」

 

誘惑に負けました。

 

30分後。

 

「クオリティ高いな」

「劇場版並ですね」

 

いいのか、こんな職場で。

 

そして今日も彼女からの電話が鳴る。

「米津さんがTikTokに動画投稿してます!ツイッターから飛べます!」

 

どこまで有能なんだ。

変身

さて、ツアーは無事始まっているようだが、私の骨はまだ繋がっていない。

これじゃ、もし当たっていたとしても行けたかどうか怪しいもんだ、と言う事で綺麗さっぱり諦めた。

むしろ、ツアー?何それそんな物はこの世に存在しませんという事で、新曲の発売だけを楽しみに生きて行く所存でございますのでよろしく。

 

そんなこんなでひとり、やさぐれつつしょうもない事を考えている。

 

かつて「自分は闇の中の光を書く」と言ったSF作家が居た。

そして「その光を際立たせる為により深い闇を描く」と。

最近になって、宮崎駿も同じようなことを言っていたと知ったんだが、さてこれは偶然なのか、あの年代にありがちな考え方なのか。

もう一つ、二人が若い頃そんな話をした事がある、という可能性がある。

TVアニメの黎明期、多くの若手SF作家がアニメの脚本を書くのに駆り出された時期があった事を思えば、二人の人生が交錯した可能性は有り得ない事でもないように思う。

 

まあ、だからどうだって事も無い。

ただそれだけの話。

やっぱこれだね

入院した時「M八七」を聴くためにやむを得ずアップルミュージックに入った。

流石に無料期間だけと言うのは心苦しくてしばらく使っていたが、

退院すればそこまで必要ではなく、やめていつもの米津しか入ってないプレイリストに戻って見て思う。

何か安心感。

ああ、久しぶりに聴く「海と山椒魚」が沁みる。

 

「誰でもいいけど君がいいんだよ」

と言う言葉を噛み締めている。

夏のせい

PCの調子が悪い。

しばらく使っていると画面に紫色のフィルターがかかったようになって、見にくいこと甚しい。

そう言えば前のPCがいかれたのも暑い夏の終わりだった。

この夏は結局ずっとコルセットが外せないまま、

暑いわ窮屈だわ痒いわもう踏んだり蹴ったり叩いたりという惨状。

この上懐まで傷むのか。

しかし、いつ新しいアルバムが出るか分からない今、

新しいMVが出る時に備えて、まともに動くPCが必要だ。

 

と、自分に言い訳している。