さて、ツアー「変身」で彼はジョウロを持って登場し客席に向かって水を撒いたそうだが、
それを聞いて思い出したのは「Pale Blue」の一節。
「水もやらず枯れたエーデルワイス」
今度はちゃんと水あげるから枯れないでって事ですかそうですか。
だったら行けない私らにも水をくれ、と
ちょっとばかりやさぐれた気分て居たんだが。
思えばかつて、空っぽの花瓶に生ける花を探していた少年は、
今やその庭に収まりきらない程の花を前に何を思うのか。
例えそこに一番欲しかった一輪が無くとも、
きっとこの旅の終わりにまた会えることを願ってやまない。