2020-09-13 「カムパネルラ」 とうとう名前を呼んだな、と思う どうせどうあがいても忘れられないなら 終わりの日まで淋しさと愛しさだけ抱えて生きていけばいい その人とともに 「人は二度死ぬという まず自己の死 そしてのち 友人に忘れ去られることの死 それなら永遠に ぼくに二度目の死はないのだ(彼は死んでも僕を忘れまい) そうして ぼくはずっと生きている 彼の目の上に」 これは萩尾望都の「トーマの心臓」の中の一節 米津を見てるとついつい思い出してしまう言葉でもある 「死んだ人には勝てない」って言うのは 結構重い言葉だよなあ