きよしこの夜

医者の待合室でやけに子供が目につくなあと思いやっと冬休みなんだと気付く。

何だかもうそういうものと縁遠くなってしまったなあ。

そういや今日はクリスマスか。

 

子供の頃からサンタなんか信じて無かった。

クリスマスの朝枕元に置いてあるのは大抵学習雑誌(小学○年生ってやつ)だったし、まあそれでも活字に飢えてた身には嬉しかったが

本当に欲しいものは手に入らないものと思って生きてきたような気がする。

あきらめるのになれすぎてもう、何が欲しいのかもわからなくなって。

 

それでも心の隅にサンタさんを待ってる子供がいる。

 

なにはともあれ「メリークリスマス」